今月3日の記事で書かせて頂いたように、私は先月中旬、大鳴門橋を通って淡路島から鳴門へ渡り、鳴門では大鳴門橋架橋記念館「エディ」を見学してきました。
下の写真4枚は、その際に「エディ」館内で見学・撮影してきた、大鳴門橋のリアルな模型です。

模型だと現実にはまず見る事のできないアングルから、橋の各部分や橋の全体像を眺望する事ができるので、大鳴門橋の形や構造が理解し易かったです。
e0147022_902737.jpg
e0147022_903843.jpg
e0147022_905064.jpg
e0147022_905948.jpg

[PR]
by bridgelove | 2010-03-26 06:59 | 中国・四国・九州の橋

先月、岡山駅から新神戸駅まで、山陽新幹線の「のぞみ」に乗ったのですが、その際、西明石駅を過ぎた直後に車窓の景色を撮影したのが下の写真です。
この距離、この角度から明石海峡大橋を見るのは初めてで、ちょっと嬉しかったです(笑)。
e0147022_1244345.jpg
ちなみに、下の写真が、この時私が乗ったN700系新幹線電車の「のぞみ」です。これは新神戸で下車した直後に撮りました。
e0147022_12443248.jpg

[PR]
by bridgelove | 2010-03-13 12:45 | 本四連絡橋

由加神社本宮の厄橋

先月岡山を旅行した際、「由加神社本宮」という岡山市内の神社で面白い橋(?)を見ました。
拝殿正面石段の一部に架かっていた、とても小さな石製の太鼓橋です。
e0147022_16221777.jpg
ここの神社は、厄除けが特に代表的な御利益とされており、この橋も、渡ると厄が祓われるという大変有り難い橋なのだそうです。
橋の傍らに立っていた看板には、以下のように書かれてしました。

『厄除総本山由加神社本宮は全国に末社五十二社を有し、日本で一番と云われる厄除け災難よけの神さまをお祀りする事にちなんで、敬神の志厚き方々の御厚志に依り、厄橋をご寄進下さいました。厄よけの方、災難の多い方、病で悩みの方、どうぞ願いを込めて此の橋を渡り、最上の福を頂いて下さい。ご自由にお通り下さい。』
[PR]
by bridgelove | 2010-03-09 06:21 | これも橋?

前回の記事でも報告させて頂いたように、私は先月の15~17日にかけて、2泊3日の旅程で神戸・淡路島・鳴門・倉敷・岡山を旅行してきました。
神戸から淡路島へは「たこフェリー」を利用しましたが、淡路島から四国本土へは高速バスを利用し、大鳴門橋を渡って四国へ入りました。
私が大鳴門橋を通ったのは今回が2回目で、バイクで日本縦断をして以来、凡そ10年ぶりの事でした。

大鳴門橋は、淡路島(兵庫県南あわじ市)と四国(徳島県鳴門市)を結ぶ、全長1,629mの長大な吊橋(型式としては3径間2ヒンジ補剛トラス吊橋)で、主塔の高さは海面上約144m、中央部での路面の高さは海面上約63m、桁下の高さは海面上約41mあり、世界最大・最長の吊橋である明石海峡大橋に比べると小振りではありますが、それでも日本を代表する屈指の長大橋です。

大鳴門橋は、本州四国連絡橋のルートの一つである「神戸・鳴門ルート」の中では最も早くに建設された橋で、昭和30年の国鉄・本四淡路島線(Aルート)調査開始、昭和34年の建設省4ルート(A・B・C・D)調査開始、昭和45年の本州四国連絡橋公団設立(3ルート)、昭和46年の鳴門海峡・小鳴門海峡地質調査開始、昭和48年の鳴門工事事務所設置及び石油ショックによる着工延期などを経て、昭和51年7月に着工しました。
架設現場は渦潮が発生する強潮流に加え、本四連絡橋の架設地点では特に風の強い場所であり、また、国の名勝指定地域でもあり、更に瀬戸内海の玄関口として航行船舶が多く、豊かな漁場でもあり、こういった厳しい自然及び社会的条件により、橋脚基礎には多数の鉄筋コンクリートの柱を施工し、コンクリートの頂版を載せる多柱基礎工法が採り入れられ、補剛桁(橋桁)の架設には強風下での対風安定を図るため無ヒンジの逐次剛結工法が採用されるなどし、約9年の歳月をかけて昭和60年6月に完成しました。

補剛桁が上下2層式の構造となっているのは明石海峡大橋と同じですが、最初から道路単独橋として設計されている明石海峡大橋とは異なり、大鳴門橋は道路鉄道併用橋として設計されていて、追加施工により補剛桁の下層部に鉄道(四国新幹線)の線路が敷設できる構造となっており、これも大鳴門橋の大きな特徴の一つといえます。
もっとも、大鳴門橋の完成後に建設された明石海峡大橋が道路単独橋で建設されたため、「神戸・鳴門ルート」は、大鳴門橋は鉄道に対応しているが明石海峡大橋は鉄道に対応していない、つまり神戸から鳴門まで道路は一本に繋がったが神戸から鳴門まで鉄道を通すのは事実上不可能、という状態になってしまい、そのため現在は、大鳴門橋の線路が敷設されるべき場所には、後述のように観光用の展望通路が敷設されています。
ただ、まだ実現の目途は立っていませんが、和歌山と淡路島との間に明石海峡大橋を超える長大橋を建設しようという計画もあるので、大鳴門橋に線路が敷設される可能性が完全に無くなった訳ではありません。
e0147022_17463164.jpg
上の写真は、今回の旅行で大鳴門橋を渡る直前、高速バスの車内から正面を撮った風景です。ここから淡路島を出て四国へと入ります。
e0147022_17465211.jpg
上の写真は、大鳴門橋を渡っている最中、高速バスの車内から正面を撮った風景です。この時バスは、橋のほぼ中央部に位置していました。
バスの下は勿論、鳴門海峡(幅は1,340m)です。
e0147022_1747839.jpg
上の写真は、大鳴門橋架橋記念館屋上から撮影した、大鳴門橋の全景です。
大鳴門橋架橋記念館は、淡路島から鳴門に向かって大鳴門橋を渡った直後にあるバス停「鳴門公園口」で下車して2~3分程の場所にあります。
e0147022_17472482.jpg
上の写真は、大鳴門橋の下層部分にある、鳴門の渦潮を真上から見学するための「渦の道」という歩行者専用展望通路(全長450m)です。
平成12年に建設されたこの「渦の道」は、鳴門側から橋のほぼ中央に位置する展望室まで続いていますが、展望室の先から淡路島側へとは延びていないため、この通路を歩いて淡路島~鳴門間を行き来する事はできません。
側壁の格子状の網にはガラスが入っていないため、直接、瀬戸内海の潮風に吹かれながら、この通路の先にある展望室を目指す事になり、この通路からも瀬戸内海の雄大な景色を楽しむ事ができました。
e0147022_17474317.jpg
e0147022_1748085.jpg
上の写真2枚は、橋のほぼ中央に位置する展望室で撮ったもので、ここから、眼下(ガラス張りの床下)で渦を巻く、迫力ある鳴門の渦潮を見学する事ができました。

渦潮は、潮の満ち干や潮の流れの速さ、海底の地形など、様々な要因が重なり合って作りだされるもので、鳴門の渦潮は直径が20m以上にもなる事があり、常時見られる渦潮としては世界最大級の渦潮として知られています。
潮見表によると、この日は午後1時40分頃が観潮に最も適した時刻(渦潮が最も大きく見える時刻)だったらしく、私が見た時の渦潮はかなり小さくなっていたようですが、それでも、初めて渦潮を見る私にとっては、海面で激しく渦を巻く渦潮はとてもダイナミックなものでした。
ちなみに、鳴門の渦潮は、イタリア・メッシーナ海峡の渦潮、北アメリカ西岸・セイモア海峡の渦潮と共に、世界三大潮流の一つに数えられているそうです。
e0147022_17482280.jpg
e0147022_17484146.jpg
e0147022_17493775.jpg
上の写真3枚は、「渦の道」から撮影した、大鳴門橋の補剛桁です。
大鳴門橋の補剛桁は高さ12.5m・幅34mですが、明石海峡大橋の補剛桁が高さ約14m・幅約35mですから、橋の全長や主塔の長さにはかなりの差があるものの、補剛桁断面の高さや幅については、明石海峡大橋とはほとんど差がありません。
[PR]
by bridgelove | 2010-03-03 17:42 | 本四連絡橋