今年1月10日の記事では、橋桁の構造から分類すると、現代の主要な橋は「桁橋」「トラス橋」「アーチ橋」「斜張橋」「吊橋」の5種に分類されるという事を解説させて頂きましたが、実はもう一つ、「ラーメン橋」という構造の橋があります。
前出の記事では、ラーメン橋は一応「桁橋」の一種として解釈したためあえて解説はしなかったのですが、最近はラーメン橋も多く見られるようになってきたので、今日の記事ではラーメン橋について簡単に解説をさせて頂きます。
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最もポピュラーな橋である桁橋と、ラーメン橋とを比較したのが上図です(図中の字が潰れて表示されているため、図をクリックして拡大表示させて御覧下さい)。
この図を見れば両形式の違いは明らかで、桁橋と違ってラーメン橋は主桁と橋脚が一体化した構造になっているのです。ちなみに、ここでいうラーメンとは勿論中華ソバとは関係なく、この場合のラーメンはドイツ語で「鋼節骨組」を意味しています。
ラーメン橋は、一体成型されている事から特に耐震性に優れており、高速道路を跨ぐ陸橋などでよく見られる構造の橋です。
以下の写真は、いずれも道央自動車道にて撮影したラーメン橋です。
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by bridgelove | 2008-12-17 05:41 | 橋に関する雑学 | Comments(0)

若佐神社のおみこしと橋

平成17年10月、私は、オホーツク海沿岸にある、北海道網走支庁管内の佐呂間町に鎮座する若佐神社という神社のお祭りにお手伝いに行かせて頂いたのですが(地元のみこし会の人達と一緒におみこしを担いできました)、その際に撮ったのが以下の3枚の写真です。
おみこし自体は標準的な形のおみこしで、橋も、どこにでもよくあるタイプの何の変哲もない桁橋なのですが(そういえば橋の名前を確認し忘れました)、しかし例え際立った形のおみこしや橋でなくても、日常生活に於いてはあまり一般的ではないアイテムの「おみこし」という要素が橋が組み合わさると、やはりその橋は、私の目にはちょっと特別な風景として映りました(笑)。
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佐呂間町は、私の住んでいる札幌からはかなり遠い所にある町で、一昔前であれば札幌から4時間以内に着く事はまず無理でしたが、現在は、道央自動車道や旭川紋別自動車道などの高速道路が年々延伸しているおかげで、この時は札幌からは4時間かからずに到達できました。

ちなみに、私がこの写真を撮影したほぼ1年後の平成18年11月、同町内で瞬間風速が毎秒83mに達する大型の竜巻が発生し、新佐呂間トンネル(国道333号)の工事作業員用のプレハブ小屋が吹き飛ばされて倒壊しその中にいた9人が死亡するという、実に痛ましい事故が起りましたが(戦後に限ると竜巻による被害では最悪の死者数)、現在は、同町はその竜巻災害から復興し、町民の皆さん方は再び平穏な暮らしを取り戻しています。
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by bridgelove | 2008-12-11 06:35 | 北海道の橋 | Comments(0)