宇治橋の模型

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去年の丁度今頃(平成19年4月24~30日までの1週間)、札幌の三越デパートでは、10階の催事場にて「伊勢神宮展」というイベントが開催されました。
同展では、三重県伊勢市にある「神宮」(いわゆる伊勢神宮)についてのパネル・模型や、文化財、祭器具、装束など様々なものが展示され、そして、同展のシンボルとして会場の中央には、伊勢の五十鈴川に架かる宇治橋の大きな模型が展示されました(実物の宇治橋については先月2日の記事を御参照下さい)。

模型とはいっても、実際にその上を人が歩いて渡る事ができるものでしたから、模型としてはかなり大きなものでした。
勿論、実物の宇治橋と比べるとその大きさは全く比較になりませんが、しかし、幅2m強程度の小川になら実際に架けられるほどの大きさはありました。

当時私は、伊勢神宮展にはスタッフの一人として関わっており、そのため同展の開催前日は、他のスタッフの人達と一緒に、その宇治橋の模型を会場に搬入・設営する作業を手伝いました。
しかし、この宇治橋の搬入は、かなり大変な作業でした。
というのも、この宇治橋の模型は一体型で分解できない構造のため、その大きさから業務用のエレベーターに直接載せることができず、閉店後に店内にあるお客さん用の普通階段を使って10階まで運ぶしか運搬手段がなく、そのため私達は三越の閉店時間(午後8時)まで待ち、閉店後、1階の搬入口から、搬送業者とともに総勢20名近くで、宇治橋を1階から10階まで、30分程かけて運び上げたのです。

そして、大変な思いをしながらも何とか宇治橋を会場に設営した後は、実際の宇治橋と同じ情景に少しでも近づけるため、宇治橋の前に鳥居も組み立てられました。それが、上の写真です。
大変でしたが、今となってはいい思い出です(笑)。
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by bridgelove | 2008-04-30 20:44 | これも橋?

多々羅大橋

多々羅大橋は、本四連絡橋の3ルートのうち、尾道・今治ルート(しまなみ海道)の生口島~大三島間の多々羅海峡に建設された、橋長1,480m、中央支間長890mの斜張橋で、斜張橋としては世界最大・最長の橋です。
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多々羅大橋は、当初は吊橋として計画されていたのですが、最近の斜張橋の著しい発達を考慮して計画を見直した結果、斜張橋の建設が技術的に可能である事、吊橋を建設するよりも生口島側の地形改変が小さく済むなどの理由により斜張橋案に変更され、平成2年8月に着工し、平成11年5月に完成しました。
塔頂の高さは海面より226mもあり、尾道・今治ルートの橋の中では最も高いものとなっています。

車線数は4車線で、車道の他に歩行者道とバイク道も併設され、地域住民の生活道路としても機能しています。
また、世界第2位の斜張橋であるフランスのノルマンディー橋とは姉妹橋縁組みをしています。

私は、多々羅大橋は今までに3回渡ってきましたが(バイクで1回、高速バスで2回)、以下の写真はいずれもその際に撮影してきた写真です。
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by bridgelove | 2008-04-29 04:47 | 本四連絡橋

神戸港に架かる高架橋

京都に住んでいた当時、私は休みの日などにはよく神戸に遊びに行っていましたが、神戸に行った際には大抵、メリケンパークやハーバーランド周辺の公園や商業地区を散策していました。
そしてその時にほぼ毎回目にしていたのが、神戸港(メリケン波止場の辺り)に架かる高架橋です。

下の写真にそれぞれ写っている高架橋のうち、沖側の二層構造の高架橋が国道2号(浜手バイパス)で、岸側のやや低い高架橋が高速道路(阪神高速神戸線)です。
これらの高架橋の下には、神戸海上保安部(海上保安庁)の巡視船や神戸水上警察署(兵庫県警)の警備艇などがよく停泊していました。
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by bridgelove | 2008-04-25 00:37 | 中部・近畿の橋

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先月、三重県四日市に行った時に、JR四日市駅構内で撮った跨線橋(とディーゼル機関車)の写真です。
駅舎(駅本屋)とホームは少し離れており、列車に乗るため駅舎の改札口を出た後は、この跨線橋を渡って6線の線路の上を横断してホームへ向かう事になります。
この写真だと、左側に駅舎があり、右側にホームがあります。この写真はホームから撮影したものです。
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by bridgelove | 2008-04-23 20:36 | 中部・近畿の橋

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3~4年前、大分県宇佐市の宇佐神宮にお参りに行った際に、同宮西参道の入口で、ちょっと風変わりな橋を見かけました。
「呉橋」(くれはし)という名の、桧皮葺(ひわだぶき)の屋根を持つ橋で、神事の時にのみ用いられる橋だそうです。
そのため一般の参拝者は通行できませんが、その造りは、いかにも神社らしい橋ですよね(橋脚がコンクリート製ではなく木製であればもっと風情があったとは思いますが)。
寄喪川(よりもがわ)に架けられています。
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by bridgelove | 2008-04-14 04:00 | 神社仏閣の橋

瀬戸大橋開通記念日

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今日、4月10日は「瀬戸大橋開通記念日」です。
丁度20年前の今日、岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋(本四連絡橋3ルートの内の「児島・坂出ルート」)が開通し、本州と四国が初めて陸路(道路・鉄道の併用橋)で結ばれました。

開通20周年記念イベントとして、今月、現地では各種の記念行事が開催され、また、航空自衛隊の飛行チーム「ブルーインパルス」が瀬戸大橋上空を飛行したりするそうです。
私は、本四連絡橋のうち神戸・鳴門ルートと尾道・今治ルートはどちらもバイクで走破した事がありますが、児島・坂出ルートだけは、残念ながらまだ一度も渡った事がありません。
いずれ必ず渡らねば!と強く思っています(笑)。
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by bridgelove | 2008-04-10 17:57 | 本四連絡橋

福岡の思い出

昨年は、福岡には3月に一度行っただけで、今年はまだ一度も福岡に行っていませんが、一昨年は、所用により年に何度も福岡に行きました。
福岡はここ10年で著しく変貌を遂げた、とても活気のある、なかなか面白い街です。
福岡に行った際には、昼はキャナルシティにショッピングに行ったり、夜は中洲に飲みに行ったりカラオケに歌いに行ったりするなど、プライベートでも結構楽しんで来ました(笑)。

福岡で私が特に印象に残っている風景は、中洲の那珂川に架かる西大橋から上流方向を望んだ風景と、西区と早良区の区界となっている室見川に架かる室見橋から下流方向を望んだ風景です。
どちらの風景も、福岡に来た際には必ず見る風景だったため、私には福岡を象徴する光景として、特に印象に残っているのです。

下の写真は、朝方、西大橋から上流方向を望んだ風景で、すぐ前に見える橋は「福博であい橋」で、正面奥に見える、茶色っぽい円柱状の建物はキャナルシティの一部です。
この橋から見える一帯は、天神とともに福岡を代表する繁華街です。
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下の写真は、朝方、室見橋から下流方向を望んだ風景で、奥に見える橋は室見川河口に架かる愛宕大橋と、福岡都市高速1号線の高架橋です。また、中央よりやや右側に見える突き出たような建物は、福岡タワーです。
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by bridgelove | 2008-04-07 18:39 | 中国・四国・九州の橋

斜張橋と吊橋の違い

斜張橋(しゃちょうきょう)と吊橋(つりばし)の違いについては1月10日の記事でも説明させて頂きましたが、今日は改めて、より詳しくその違いを解説してみようと思います。

斜張橋と吊橋を同時に見比べてみるとその違いは明らかなのですが、しかし普通は、その両方を同時に見る機会はなかなかないため、橋に興味のない人であれば、斜張橋と吊橋の区別がついていない人の方が多いように思えます。

以下の図が、斜張橋と吊橋の構造の違いです。
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一般には、スパン(橋の両端の距離)が200mを超すと、橋の構造は斜張橋か吊橋になる事が多く、どちらの形式も長大橋に適した構造といえますが(但し斜張橋や吊橋は景観に優れている事から、短いスパンの橋でもあえてこれらの構造で造られる場合もあります)、では、斜張橋と吊橋とでは具体的にはどう違うのでしょうか?

上の図を見れば分かるように、斜張橋は、主塔から真っ直ぐに張られているケーブルが直接橋桁を支えていますが、それに対して吊橋は、橋桁を直接支えているのはハンガーロープで、メインケーブルはそれらのハンガーロープの重みによってたわんで曲線を描いています。この点が、両者の外見上の最大の違いといえます。
どちらの橋にも主塔があり、そこからは斜め下方にケーブルが延びているため、遠くから見ると確かにその外観は似ているのですが、斜張橋は直線美の、吊橋は曲線美の景観をそれぞれ作り出しているのです。

また、アンカーレッジ(アンカレイジとも云われます)は吊橋のみにあり、これも斜張橋と吊橋の大きな違いの一つです。
吊橋の場合、主塔から垂れているケーブルは、橋の両端にあるアンカーレッジという地中に造られた土台にしっかりと固定され、ケーブルが設計値以上弛む事がないように機能しています(但し規模の小さな吊橋の場合は、アンカーレッジを設けず、直接橋桁の両端にケーブルを固定している場合もあります)。

斜張橋と吊橋を比べた場合、力学的にどちらの橋が優れているかといえば、それは吊橋です。しかし、その分構造は吊橋の方が複雑になります。
最近は、技術的には中央スパン900mくらいまでの斜張橋を造る事が可能になってきていますが、それ以上のスパンの長い橋を造る場合は、橋の構造は吊橋となります。
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by bridgelove | 2008-04-05 20:34 | 橋に関する雑学

3年程前の平成17年9月、京都の某学校に在学していた当時の同期の結婚披露宴に出席するため京都に行って来たのですが、その翌日、私は大阪に立ち寄り、淀屋橋から大阪水上バス「アクアライナー」(下の写真の船)に乗ってきました。
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土佐堀川、堂島川、大川(旧淀川)、第二寝屋川などをクルーズして、川面から、周辺の景色や川に架かる橋などを約1時間見学してきました。
以下の写真はいずれも水上バスから撮影した、周遊コース上にある大阪市内各橋の写真です。
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by bridgelove | 2008-04-02 06:06 | 中部・近畿の橋