「ほっ」と。キャンペーン

私もまだ実物は見た事がないのですが、最近、島根県と鳥取県を結ぶ「江島大橋」が、車のCMに取り上げられた事から話題になっています。下の動画がそのCMです。



江島大橋は、平成9年に着工し平成16年に開通した、全長1.7km(うち橋梁部は1.4km)の長いPCラーメン橋で、勾配はかなりキツメの6.1%です。
そびえ立つ坂のような姿は、まるでスキージャンプ台のようで、CMの中では、アクセルを踏みっぱなしにしなければならない事から「ベタ踏み坂」と呼ばれていました。

下の写真は、いずれもネットで拾った江島大橋の写真です。

e0147022_00283187.jpg
e0147022_00283803.jpg
この橋が出来るまで、島根側の江島と鳥取側の境港を結ぶ道路は、中海・宍道湖の淡水化のために造られた中浦水門しかなかったのですがく(水門の上部は道路橋としての機能を持っていました)、その中浦水門の閘門上部は跳ね橋だったため、船が通る度に通行止めになり、更に総重量14トン以上の車は通行が出来なかったため、交通上の障害になっていました。
こういった事から、江島大橋は、中浦水門(中海・宍道湖淡水化事業の中止に伴い現在は撤去されています)の代わりの交通路として造られ、急勾配になったのは、大型船舶の通航を確保するためです。

写真を見ると、まるでCGのような光景ですが、勿論本物です。
実際、自転車で登るのは相当大変そうですが、ただ、写真を撮る角度によっては空に向かって一直線に伸びている事から相当急に見えるものの、普通の車でちゃんと上り下りが出来るくらいですから、有り得ない程急勾配というわけではないようです。

e0147022_00281784.jpg
e0147022_00284325.jpg
水面からの高さは、中央部で約45m、直下の水深は7m程度で、構造上は5千トン級の大型船舶が通れるそうです。橋の幅員は11.3mで、3.25mの二車線の車道と、両側に1.5mの歩道を備えています。
PCラーメン構造の橋としては、浜名湖の浜名大橋を抜いて東洋一で、世界でも3番目の長さを誇ります。

私も一度、この橋を車で走ってみたいです!


[PR]
by bridgelove | 2014-01-21 00:17 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)

今月3日の記事で書かせて頂いたように、私は先月中旬、大鳴門橋を通って淡路島から鳴門へ渡り、鳴門では大鳴門橋架橋記念館「エディ」を見学してきました。
下の写真4枚は、その際に「エディ」館内で見学・撮影してきた、大鳴門橋のリアルな模型です。

模型だと現実にはまず見る事のできないアングルから、橋の各部分や橋の全体像を眺望する事ができるので、大鳴門橋の形や構造が理解し易かったです。
e0147022_902737.jpg
e0147022_903843.jpg
e0147022_905064.jpg
e0147022_905948.jpg

[PR]
by bridgelove | 2010-03-26 06:59 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)

本州四国連絡橋の一つとして明石海峡に架かる世界最大・最長の吊橋明石海峡大橋」や、北海道の室蘭港に架かる優美な吊橋「白鳥大橋」などと共に、私が今まで見てきた各地の長大橋の中で特に印象に残っている橋として挙げる事のできる、本州(山口県下関市)と九州(福岡県北九州市門司区)とを結んでいる「関門橋」について、今日は解説させて頂きます。

下の写真が、平成18年3月に関門海峡を航行する遊覧船上から撮影した、その関門橋の全景です。関門橋は、関門海峡に架かる唯一の橋であり、本州と九州とを結ぶ日本の大動脈(背骨)の一つでもあります。
e0147022_1971372.jpg
この吊橋は、橋長1068m・最大支間長712m・主塔高(海面上)141m・桁下高(海面上)61mの、1日約8万台の通行が可能な全6車線の自動車専用橋で、完成当時は東洋一長大な吊橋でした。
関門国道トンネルの激増する自動車交通量(年約800万台)を緩和するため、昭和43年に関門自動車道の一部として起工し、5年5ヶ月の工期を経て昭和48年に完成した橋で、山口県側では中国自動車道に、福岡県側では九州自動車道にそれぞれ接続しています。

なお、建設費が割高なためと、並行する一般道の国道2号線(関門国道トンネル)と交通量を適正配分する必要性から、関門橋を含む下関IC~門司港IC間の通行料金は、開通当時から1kmあたり普通車で64円と高額(通常区間の約2.6倍)に設定されています。
但し、関門国道トンネルの補修作業(同トンネルは開通から半世紀を経ており老朽化が著しく、定期的に大規模な補修作業を繰り返さなければならないのです)によりトンネルが全面通行止めになる時は、下関IC~門司港IC・門司ICの区間に限り、関門国道トンネルと同じ料金で関門橋を利用する事ができます。

ちなみに、私は今から約9年前の平成12年9月、日本縦断ツーリングの最中に、バイク(250cc)でこの橋を実際に渡ってきました。バイクを運転して渡ったため、運転中に写真を撮る事はさすがにできませんでしたが。
以下に、今から約2年半前の平成18年3月に私が撮影した関門橋の写真を5枚貼付させて頂きます。
e0147022_1973726.jpg
上の写真は、関門海峡を航行する遊覧船上から撮影した、関門橋の下関側の風景です。
アンカレイジ(橋の両端にある、地中に造られた強固な土台の事で、主塔から垂れているケーブルが固定されています)に接して見える建物は、関門自動車道を北九州方面に向かって走る車(関門橋を渡る直前の車)が利用できる「壇之浦PA」の一部です。

海上には貨物船が航行している姿も見えますが、関門橋の橋桁の高さは海面から61mもあるため、大型の船舶もほとんどが支障なく関門橋の下をくぐる事ができます。
ちなみに、東京港のランドマークとして知られるレインボーブリッジの場合、橋桁の高さは海面から52mです。
e0147022_197587.jpg
上の写真は、遊覧船上から撮影した、関門橋の北九州側の風景です。
アンカレイジと同じ高さの場所に見える、この写真の中では最も右側に位置する建物は、関門自動車道を下関方面に向かって走る車(関門橋を渡る直前の車)が利用できる「めかりPA」の一部です。
e0147022_1983054.jpg
上の写真は、関門橋をくぐる直前の遊覧船上から下関側の方向を撮影した写真です。橋桁の構造がよく分かる写真です。
e0147022_1985886.jpg
上の写真は、関門橋の下をくぐっている最中の遊覧船上から北九州側の方向を撮影した写真です。
潮見鼻から柁ヶ鼻にかけての半島部分と、標高175mの古城山(門司城跡)などが一望できます。
e0147022_1992332.jpg
上の写真は、平成16年に関門海峡の下関側海岸に建立された石碑「壇の浦古戦場址」の前から、北九州方面を望んだ写真です。
源平最後の激戦が行われた海として知られる壇の浦や、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘地として有名な巌流島、馬関戦争(下関事件と四国連合艦隊砲撃事件)の舞台となった海域及び古戦場など、関門海峡には歴史の表舞台となった史跡が多くあります。
[PR]
by bridgelove | 2009-07-24 19:11 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(2)

e0147022_6591210.jpg
今年の5月、山口県岩国市に行った際に、JR西日本の岩国駅7番線ホームから撮影した、同駅構内にあった跨線橋です。ドッシリとした風格が感じられます。

岩国駅は3面6線のホームを持つ、岩国市の中心駅で(但し山陽新幹線が通っている駅は同駅ではなく郊外の新岩国駅です)、駅の表口(正面)である西口は1番線側に位置し、駅本屋(西口の駅舎)は1番線ホームと直接面した構造になっています。
7番線ホームの東側にはホームのない副本線(8番線)や数本の側線があり、写真の跨線橋はそれらを跨いで、裏口に当たる東口の小さな駅舎に繋がっています。

但し、午前4時40分から翌日の午前1時まで営業している西口に比べて、東口の営業時間は午前6時から午後9時までと短く、営業時間以外は、東口の駅舎も、それに通じる跨線橋上の7番線以東も、シャッターが閉められます。
つまり、列車の発着がある時間帯でも早朝や夜遅くは、跨線橋の一部(この写真に写っている部分)は通行不可になるという事です。
[PR]
by bridgelove | 2008-07-03 05:58 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)

一昨日の早朝、旅先の広島市内で、宿泊したホテル(ANAクラウンプラザホテル広島)周辺をぶらっと歩いて、少しだけですが橋巡りをしてきました。
e0147022_622281.jpg
上の写真は、元安川に架かる「元安橋」という桁橋です。
橋の右側には、世界遺産に登録されている原爆ドームの一部と、船乗り場が見えます。この船乗り場からは、やはり世界遺産に登録されている宮島とを結ぶ航路が設定されています。

なお、平成4年に架け替えられた現在の橋の前の橋は、爆心地からは僅か130mという立地であったにも拘らず、桁橋そのものは爆風に耐え(欄干は橋の両側に落下したそうですが)、被爆してから40年以上にも亘って使用され続けました。
e0147022_6222825.jpg
上の写真は、元安橋とは目と鼻の先にある、電車との併用橋「相生橋」です。橋長は129mで、橋の中央部には路面電車(広島電鉄)が走っています。
国道183号・同261号の重複区間にある橋で、広島を代表するメインストリートのうちの一本でもあります。
また、この橋桁の中央には、太田川と元安川に挟まれている平和記念公園の突端から延びている小さな橋が接続されており(橋に橋が架かっている状態です)、そのため真上から見るとT字の橋になっています。
e0147022_621647.jpg
上の写真が、平和記念公園から延びているその小さな桁橋です。
この橋の橋長は53mあるそうです。
e0147022_6213119.jpg
上の写真は、そのT字接続している箇所の道路上面(接合部)です。毎日この橋を利用している広島市民はそういった事はあまり思わないのかもしれませんが、このようにT字接続されている橋は、全国的にはかなり珍しいと思います。

なお、相生橋は被爆で激しく破損・変形し、一部は川にも崩落したそうですが、幸いにして落橋は免れたため、戦後復旧工事が施されて使用され続け、昭和58年に現在の橋に架け替えられたそうです。
[PR]
by bridgelove | 2008-05-11 06:17 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)

昨日の記事で私は、「早朝大阪市内を散策してきました」と書きましたが、その日の昼前には早くも大阪を離れ、同じ日の夕方には、私は山口県岩国市にいました。
岩国へと行ったのは、同市内に個人的に参拝・見学したい神社があったのと、岩国最大の観光スポットにもなっている名橋「錦帯橋」(きんたいきょう)を、一度実際にこの目で見てみたかったからです。

よく知られているように、錦帯橋は日光の神橋、山梨の猿橋と共に「日本三名橋」の一つとされており、世界的にも珍しい木製のアーチ橋として有名な橋で、技術的にも(釘は一本も使っておらず、木と木を組み合わせた力学的にも大変優れた構造になっています)、またその景観の美しさからも、日本屈指の名橋と呼ばれています。全長は193.3m、幅員は5mあります。
ちなみに、錦帯橋は一見「五連のアーチ橋」に見えますが、アーチ橋となっているのは中央の三連で、両岸側の各一連は共に桁橋です。

以下の写真が、いろいろな角度から錦帯橋を撮った写真で、岩国市内に住んでいる友人に岩国駅から車で連れて行って貰い、一緒に見学してきました。
夕方頃に行ったため、橋周辺の御土産屋さんなどはほぼ全て閉店しており、周囲は人も疎らでしたが、お陰様でほとんど“貸切状態”でゆっりと橋を見学・渡川できました(笑)。
ゴールデン・ウィーク期間中だったほんの数日前までは、多分この時間でも多くの人達で混み合っていたのでしょうが。
e0147022_538791.jpg
e0147022_5382980.jpg
e0147022_5385024.jpg
e0147022_5391482.jpg
e0147022_5393370.jpg
e0147022_5395021.jpg
e0147022_5401166.jpg
錦帯橋は延宝元年(1673年)、岩国藩の三代藩主・吉川広嘉によって建造されたもので、それ以前にここに架かっていた橋は、武家屋敷と城下町を繋ぐ重要な交通路であったにも拘らず度々の氾濫で寸断されたり流出する事が多かったため、新たに造る事になった錦帯橋は、洪水に耐えられる事を前提として橋脚を石で高く積み上げ、その上に五連の木橋を架けるという珍しい型の橋になったのだそうです。
しかし、276年間も流される事なく頑丈さを誇っていた錦帯橋も、昭和25年の台風では流されてしまい、昭和28年に建造当時そのままの姿に復元され、更に平成13年からは3年間かけて架け替え工事が行われ、そして平成17年には九州北部や山陰沖を通過した台風14号により第一橋の橋脚2基が流失したものの復旧工事が行われ、現在に至っています。

その精巧な建築美には、ついうっとりしてしまいます。また渡ってみたい橋です。
[PR]
by bridgelove | 2008-05-10 05:36 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)

福岡の思い出

昨年は、福岡には3月に一度行っただけで、今年はまだ一度も福岡に行っていませんが、一昨年は、所用により年に何度も福岡に行きました。
福岡はここ10年で著しく変貌を遂げた、とても活気のある、なかなか面白い街です。
福岡に行った際には、昼はキャナルシティにショッピングに行ったり、夜は中洲に飲みに行ったりカラオケに歌いに行ったりするなど、プライベートでも結構楽しんで来ました(笑)。

福岡で私が特に印象に残っている風景は、中洲の那珂川に架かる西大橋から上流方向を望んだ風景と、西区と早良区の区界となっている室見川に架かる室見橋から下流方向を望んだ風景です。
どちらの風景も、福岡に来た際には必ず見る風景だったため、私には福岡を象徴する光景として、特に印象に残っているのです。

下の写真は、朝方、西大橋から上流方向を望んだ風景で、すぐ前に見える橋は「福博であい橋」で、正面奥に見える、茶色っぽい円柱状の建物はキャナルシティの一部です。
この橋から見える一帯は、天神とともに福岡を代表する繁華街です。
e0147022_18361852.jpg

下の写真は、朝方、室見橋から下流方向を望んだ風景で、奥に見える橋は室見川河口に架かる愛宕大橋と、福岡都市高速1号線の高架橋です。また、中央よりやや右側に見える突き出たような建物は、福岡タワーです。
e0147022_1836562.jpg

[PR]
by bridgelove | 2008-04-07 18:39 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)