関西国際空港連絡橋 ~世界最長のトラス橋~

よく知られているように、関西における“空の玄関口”は、関空(関西国際空港)・伊丹(大阪国際空港)・神戸(神戸空港)の3箇所で、札幌から関西へと向かう場合、私は当然これら3空港のうちのいずれかを利用する事になるのですが、最も多くの便が設定されているのが関空であるため、3空港の中で最も利用頻度が高いのはやはり関空です。

そして、関空を利用する度に必ず渡るのが、大阪湾に浮かぶ人工島に造られた関空と、その対岸の本土側(りんくうタウン)とを結ぶ、一般に「スカイゲートブリッジR」という愛称で知られている関西国際空港連絡橋です。
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関西国際空港島の唯一の陸上アクセスを担うこの橋は、昭和62年に着工し平成3年に竣工した、トラス構造橋としては世界最長の3,750mの橋長を誇る、鉄道と道路の併用橋です。
橋は、全長の約半分に当る4径間1,800mがダブルデッキ(二層構造)で、上が道路(6車線)、下が線路(複線でJRと南海が共用)となっており、また、空港島とりんくうタウンを結ぶ電気・ガス・水道・電話線等のライフラインも全てがこの橋を通っているため、同橋は関空にとってはまさに「命綱」「生命線」とも言うべき橋で、それだけに災害対策は万全で100年に1度の大地震や特大の台風にも耐えられるように造られています。

なお、「スカイゲートブリッジR」のRは、「Road」、「Railway」、「Rinku(りんくう)」の頭文字を表しているそうですが、「Rainbow」、「Relationship」、「Remember」などにもイメージを広げられる効果を狙っているそうです。
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上の写真2枚は、いずれも今年の8月に撮影した、りんくうタウン側から望んだ関西国際空港連絡橋です(あまり写真のアングルは良くありませんが)。
私はこの橋を渡る時は大抵南海電車を利用していますが、マイカーやレンタカーを利用した場合、同橋の往復通行料金は、軽自動車が1,200円、普通車が1,500円、中型車が1,800円、大型車が2,700円、特大車が4,700円だそうです。

ちなみに、同橋の施工は、陸上で組み上げた1径間450mの巨大なトラスを海上クレーン2基で一度に架設する大ブロック一括架設工法が用いられています。
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by bridgelove | 2008-10-01 06:51 | 中部・近畿の橋