炭山川橋梁 ~三井芦別鉄道の遺構~

4年程前、北海道芦別市中の丘町の国道453号線を走っていた時、突然車窓から、なぜかその上で列車が停車している状態の橋梁が目に入り、「何だこれは?」と思い車を止めて見学してきました。

芦別川の支流「炭山川」が作り出す深い谷に架かるこの桁橋は「炭山川橋梁」といい、実は、平成元年に廃線となった三井芦別鉄道(芦別~瀬城間9.1km)の遺構の一部で、とても綺麗なので一見するとそうは見えないのですが、この橋はもう現役の鉄道橋ではありません。
橋梁はほぼ完全か形で残され、橋梁上に置かれているディーゼル機関車DD501と石炭運搬車ロセキ3820の2両も錆びる事なく綺麗な状態で静態保存されているため、遠くから見た限りでは普通に現役の鉄道路線に見えてしまいました。
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三井芦別鉄道は、三井鉱山芦別鉱業所専用鉄道として石炭の運搬のために開業し、後に旅客営業も行うようになったものの、炭鉱の閉山と過疎化により平成元年に廃止され、以後、この炭山川橋梁は当時使われていた列車2両と共に大切に保存されているのです。
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by bridgelove | 2008-06-10 12:40 | 北海道の橋