元安橋と相生橋 ~原爆の被爆に耐えた橋~

一昨日の早朝、旅先の広島市内で、宿泊したホテル(ANAクラウンプラザホテル広島)周辺をぶらっと歩いて、少しだけですが橋巡りをしてきました。
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上の写真は、元安川に架かる「元安橋」という桁橋です。
橋の右側には、世界遺産に登録されている原爆ドームの一部と、船乗り場が見えます。この船乗り場からは、やはり世界遺産に登録されている宮島とを結ぶ航路が設定されています。

なお、平成4年に架け替えられた現在の橋の前の橋は、爆心地からは僅か130mという立地であったにも拘らず、桁橋そのものは爆風に耐え(欄干は橋の両側に落下したそうですが)、被爆してから40年以上にも亘って使用され続けました。
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上の写真は、元安橋とは目と鼻の先にある、電車との併用橋「相生橋」です。橋長は129mで、橋の中央部には路面電車(広島電鉄)が走っています。
国道183号・同261号の重複区間にある橋で、広島を代表するメインストリートのうちの一本でもあります。
また、この橋桁の中央には、太田川と元安川に挟まれている平和記念公園の突端から延びている小さな橋が接続されており(橋に橋が架かっている状態です)、そのため真上から見るとT字の橋になっています。
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上の写真が、平和記念公園から延びているその小さな桁橋です。
この橋の橋長は53mあるそうです。
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上の写真は、そのT字接続している箇所の道路上面(接合部)です。毎日この橋を利用している広島市民はそういった事はあまり思わないのかもしれませんが、このようにT字接続されている橋は、全国的にはかなり珍しいと思います。

なお、相生橋は被爆で激しく破損・変形し、一部は川にも崩落したそうですが、幸いにして落橋は免れたため、戦後復旧工事が施されて使用され続け、昭和58年に現在の橋に架け替えられたそうです。
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by bridgelove | 2008-05-11 06:17 | 中国・四国・九州の橋