錦帯橋 ~日本を代表する屈指の名橋~

昨日の記事で私は、「早朝大阪市内を散策してきました」と書きましたが、その日の昼前には早くも大阪を離れ、同じ日の夕方には、私は山口県岩国市にいました。
岩国へと行ったのは、同市内に個人的に参拝・見学したい神社があったのと、岩国最大の観光スポットにもなっている名橋「錦帯橋」(きんたいきょう)を、一度実際にこの目で見てみたかったからです。

よく知られているように、錦帯橋は日光の神橋、山梨の猿橋と共に「日本三名橋」の一つとされており、世界的にも珍しい木製のアーチ橋として有名な橋で、技術的にも(釘は一本も使っておらず、木と木を組み合わせた力学的にも大変優れた構造になっています)、またその景観の美しさからも、日本屈指の名橋と呼ばれています。全長は193.3m、幅員は5mあります。
ちなみに、錦帯橋は一見「五連のアーチ橋」に見えますが、アーチ橋となっているのは中央の三連で、両岸側の各一連は共に桁橋です。

以下の写真が、いろいろな角度から錦帯橋を撮った写真で、岩国市内に住んでいる友人に岩国駅から車で連れて行って貰い、一緒に見学してきました。
夕方頃に行ったため、橋周辺の御土産屋さんなどはほぼ全て閉店しており、周囲は人も疎らでしたが、お陰様でほとんど“貸切状態”でゆっりと橋を見学・渡川できました(笑)。
ゴールデン・ウィーク期間中だったほんの数日前までは、多分この時間でも多くの人達で混み合っていたのでしょうが。
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錦帯橋は延宝元年(1673年)、岩国藩の三代藩主・吉川広嘉によって建造されたもので、それ以前にここに架かっていた橋は、武家屋敷と城下町を繋ぐ重要な交通路であったにも拘らず度々の氾濫で寸断されたり流出する事が多かったため、新たに造る事になった錦帯橋は、洪水に耐えられる事を前提として橋脚を石で高く積み上げ、その上に五連の木橋を架けるという珍しい型の橋になったのだそうです。
しかし、276年間も流される事なく頑丈さを誇っていた錦帯橋も、昭和25年の台風では流されてしまい、昭和28年に建造当時そのままの姿に復元され、更に平成13年からは3年間かけて架け替え工事が行われ、そして平成17年には九州北部や山陰沖を通過した台風14号により第一橋の橋脚2基が流失したものの復旧工事が行われ、現在に至っています。

その精巧な建築美には、ついうっとりしてしまいます。また渡ってみたい橋です。
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by bridgelove | 2008-05-10 05:36 | 中国・四国・九州の橋 | Comments(0)