渡月小橋 ~京都での時代劇撮影定番ロケ地~

前回の記事では京都・嵐山の渡月橋を紹介させて頂きましたが、今回は、その渡月橋と近接する「渡月小橋」を紹介させて頂きます。
知名度は圧倒的に渡月橋のほうが上ですが、レトロな雰囲気という意味では、渡月小橋のほうが上であろうと私は個人的に思っています。

下の地図は、渡月橋と渡月小橋の位置関係です。
大堰で堰かれた桂川(保津川)の流れは左右に振り分けられ、大堰の杭から流れ落ちるのが本流で、右側の掘割へ流れた水は桂川用水に導水後再び本流に戻るのですが、本流と掘割の間には「中ノ島」と云う中州があり、渡月橋はその中ノ島と北側(嵯峨方面)に、渡月小橋は中ノ島と南側(嵐山方面)にそれぞれ架けられています。
下の地図では、渡月橋のすぐ下(南側)に位置する短い橋が渡月小橋で、この橋は右京区と西京区との区界にもなっています。
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掘割の周囲には江戸時代を感じさせるような風景(石垣、木々、舟など)が多く、また、橋桁の下を覗き込んだアングルや橋たもとの階などは、たくさんの堀を巡らせていた江戸の水景を表現するには絶好のアイテムとなっているため、渡月小橋の周辺では、剣客商売、必殺仕事人シリーズ、長七郎江戸日記など、数々の時代劇のロケが行われました。

橋周辺の景観だけでなく、橋そのものも、欄干が木製であったり桁隠しが付いているなど、なかなか風情が感じられます。
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by bridgelove | 2011-04-22 05:57 | 中部・近畿の橋